一般皮膚科
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は軽快と増悪をくりかえす掻痒のある湿疹を主病変とする疾患です。 標準的な治療である、抗ヒスタミン薬の内服、ステロイド剤を含む外用剤による治療を主体に行っています。日常生活における注意点なども説明します。 症状が重い方には、シクロスポリン内服や注射製剤であるデュピクセント(デュピルマブ)やミチーガ(ネモリズマブ)も使用しています。
尋常性乾癬
炎症性角化症と呼ばれる疾患の1つです。厚い角化性病変をともなった紅斑が 多発します。 ステロイド外用剤のほかに活性化ビタミンD3製剤の外用も行います。外用剤のみで症状がコントロールできない場合は紫外線療法(ナローバンドUVB)の併用や、オテズラ(アプレミラスト)の内服を行う場合もあります。
水虫(足白癬、爪白癬、真菌感染症)
水虫は白癬菌という真菌の感染症です。白癬菌は足のみならず、様々な体の皮膚に 感染することがあります。 疑わしい場合はまず、顕微鏡で真菌検査を行います。顕微鏡での所見を患者さんにもモニターでみていただき、真菌要素が確認されたら、抗真菌剤の外用や必要があれば内服治療を行います。真菌を培養して、原因菌を特定する場合もあります。
掌蹠膿疱症
手足の皮膚に水ぶくれ(水疱)や膿がたまった白い水ぶくれ(膿疱)がでて繰り返しま す。時には関節が痛くなる場合もあります。ステロイド外用やビタミンD3製剤の外用をおこないます。またビオチンの内服や注射、紫外線療法などで治療します。
帯状疱疹、単純ヘルペス
帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症です。一度水痘に感染された方におこ る病態で免疫力の低下などで引き起こされます。単純ヘルペスも単純ヘルペスウイルス初感染のあとに免疫低下により発症します。どちらもウイルス抗原検出キット(デルマクイック)によって検査することができます。 抗ウイルス薬内服にて加療します。単純ヘルペスをくりかえす場合、事前に飲み薬を備えておく治療法もあります。ご希望の方は診察時にご相談ください。
皮膚腫瘍
色素を伴う腫瘍の場合はデルマトスコープといわれる特殊な器具をもちいて、診察し ます。必要があれば、一部分をとって病理組織検査を行う場合もあります。
初診の方へ
初めて当院を受診される方は、受付時間終了の30分前までに受付してください。
受診時には、保険証、お薬手帳をお持ちください。保険証をお持ちにならない場合、自費での診療料金となりますので、ご注意ください。 他院からの紹介状をお持ちの場合は、受付時にご提示ください。 できましたら、こちらのホームページから問診票をダウンロードし、ご記入のうえご持 参ください。受付手続き時間が短くなります。
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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